佐賀県立美術館リニューアルを記念して、吉岡徳仁展が開幕!脅威と美を兼ね備えたトルネードの世界が会場を包む



佐賀県立美術館のリニューアルを記念して、紙の椅子「Honey-pop」や繊維を窯で焼いた「PANE Chair-パンの椅子」などで知られ国内外で高く評価されているデザイナー吉岡徳仁さんの展覧会が開催されています。今回のテーマは「TORNADO」。会場内は200万本を超える数のストローが生み出すトルネード(竜巻)に埋め尽くされています。



今回の展覧会では最後のお部屋以外は、すべてストローの生み出す風の形、トルネードに覆われています。その竜巻が生み出す道筋に沿って歩いていくと、現れてくるのは吉岡さんが世界的に注目を浴びるきっかけとなった「Honey-pop」。紙で作られた椅子で、最終的に人が座ることで完成するこれまでにない椅子の新しい形です。そして、風に誘われるように進んでいくと、波紋を結晶化させたようなガラスのベンチ「Water Block」や自然の結晶化を成長させて作られた「VENUS-Naturarl crystal chair」といった代表作に出会います。


会場内は照明を明るくとったお部屋から始まり、後半は照明を暗くしたお部屋、そして映像作品へと続いています。朝から始まり、静かに夜の静寂へと向かう、もしくは地上からだんだんと深海へと潜っていくような、そんなイメージも感じられます。


そして最後の映像のお部屋。ここではこれまでの吉岡さんの歩みをまとめた映像が流れています。モニターの前に置かれた椅子も吉岡さんの作品。吉岡さんの椅子に座りながら、吉岡さんの活動を振り返る、貴重な経験ができますよ。


吉岡さんの展覧会は、やはり映像や写真だけでは伝えることはできません。圧倒的なパワー、自然の驚異、そしてともにある美の世界を知るためには、ぜひこの世界を実際に体験してみて下さい。なんとこの豪華な展覧会ですが、観覧料は無料! 夏休みにお子さんと一緒に探検してみるといった気持ちで出かけても楽しいかもしれませんね。


なお、あわせて岡田三郎助の作品を常設展示する岡田ルームもオープンしています。また美術館内にも吉岡徳仁さんの椅子が置かれています。こちらもお見逃し無く!


吉岡徳仁展―トルネード【佐賀県立美術館リニューアル記念】

会期:2015年7月2日(木)~8月2日(日)

会場:佐賀県立美術館(2号展示室・3号展示室・4号展示室)

観覧料:無料


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