「継ぐ、結う、紡ぐ、響く、繋ぐ、続く」の6つの観点から「回向」を捉えた展覧会『回向──つながる縁起』展が7月11日より開催に

試作版を使った展示テストより ©インゴ・ギュンター


曹洞宗 萬亀山 東長寺が「継ぐ、結う、紡ぐ、響く、繋ぐ、続く」の6つの観点から「回向」を捉えた展覧会『回向── つながる縁起』展をP3 art and environment プロジェクトスペースで開催します。「継ぐ」、「結う」、「紡ぐ」、「響く」、「繋ぐ」、「続く」の6つのセクションに分けて、蔡國強やインゴ・ギュンター、オノ・ヨーコらが参加し、3ヶ月にわたりトークイベント、音楽ライブ、ワークショップなどの多彩なプログラムと展覧会が展開されます。

「回向(えこう)」とは、自ら修めた功徳を他者のために役立てるという大乗仏教の考え方。この回向の考えが、現代アート、音楽、トーク、ワークショップなど多彩なプログラムで体感できるようなプロジェクトになっています。「循環的な世界観」を提案する未来へ向けた東長寺のメッセージも込められています。

東京、四谷にある曹洞宗萬亀山東長寺は420年の歴史を持つ禅寺で、1989年、開創400周年の新伽藍建立に合わせて現代アートの制作機関「P3 art and environment」を開設しました。今年、2015年には新たな活動の拠点となる新堂「文由閣」を建立されました。

今回の『回向──つながる縁起』展では、本堂でサウンドアートや能楽などの古典音楽などが演奏されたり、インゴ・ギュンターが制作した5000本の光ファイバーで自然の光を集め、その光で輝く仏陀が登場したり、また横浜美術館でも7月から個展が始まる蔡國強のトーク・イベントなども予定されています。

「継ぐ」ではインゴ・ギュンターの新作展示《Seeing Beyond the Buddha (佛陀の向こうに観る) 》を展示。「結う」では美術家・山城大督による映像作品、伝統工芸の技術を生かした竹細工でできた模型などを展示。

「紡ぐ」では「記憶の物語」をテーマに4つのトークイベントを開催。美術家・蔡國強、志野流香道 21世家元継承者・蜂谷宗苾、天文学普及プロジェクト「天プラ」代表/東京大学 特任准教授・高梨直紘、写真家・石川直樹がゲストで登場。

「響く」では音楽家・青柳拓次、音楽家・サウンドアーティスト・evala、バリガムラン・ウロツテノヤ子と観世流能楽師・津村禮次郎がそれぞれコンサートを行います。予約は7月1日以降にこちらから申し込むことができます。


「繋ぐ」では過去と未来を繋ぐ術をテーマに、竹細工体験と、まち歩きと地形模型を食べる参加型ワークショップが行われます。

「続く」では現在、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で個展を開催中のオノ・ヨーコによる「念願の木」が展示されます。鑑賞者はこの木に自由に願い事を結び付けることができます。この願い事は、会期終了後にアイスランドにあるオノ・ヨーコの恒久設置作品「イマジン・ピース・タワー」に送られ、会期終了後に、念願の木は文由閣に植え込まれる予定になっています。


回向 ―― つながる縁起

参加作家/登壇者など=インゴ・ギュンター、山城大督、蔡國強、、高梨直紘、石川直樹、青柳拓次、ウロツテノヤ子、津村禮次郎、evala、オノ・ヨーコ、大橋重臣、杉浦貴美子 

会期=2015年7月11日(土)~10月12日(月・祝)の金・土・日・月 11:00-17:00

※金曜日と夜のイベント開催時のみ19:00までオープン 

主催=東長寺

会場・企画制作=P3 art and environment東京都新宿区四谷4-34-1 新宿御苑前アネックスビル1F)



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