神々の国しまねプレスツアーに参加しました〈2日目〉

  神々の国しまねプレスツアーに昨日から参加しています。(昨日の様子はこちらへ)今日は2日目。昨日は松江方面でしたが、今日は出雲地区を回ります。個人的にとても楽しみにしていた出雲大社、さて、では参りましょう! まずは、宍道湖畔のホテルだったので、少し周囲を散歩してみました。早朝で風も強く、寒い。水辺なので、余計寒く感じるのかもしれません。
  ようやく空も白んできました。何気なく歩いていると発見したのが、こちらの須衛津久神社。出雲風土記に出てくる神社の一つで、古くはこのあたりは権現灘と言われ、築城の際の石材を陸揚げしたりしたそうです。水上からの参拝者や行商人の舟着場として賑わったと言います。
  今は埋め立てられてしまっているので、当時の面影は感じられません。ただ、不思議なことに、本殿向かって左側にはなぜか鳥居が。でも樹木で覆われているので、ここから出入りはできません。
この鳥居が宍道湖に向かって立っているので、当時はここを使っていたのでしょうか?
  そして、高さのある灯台のような高石灯籠も残っています。 さて、プレスツアー2日目にみんなで向かったのは、もちろん出雲大社。7時30分出発で大社に着いたのが8時少しまえ。でもすでに参拝客の姿がちらほら。
  現在、いずも大社はほぼ60年ごとに行われる遷宮のための工事まっただ中。本殿の修理のためにご神体は現在、こちらの御仮殿に遷されています。本来はこの更に奥の御本殿にご神体はいらっしゃるので、参拝客にとってはご神体に少しだけ近く接することができるんです。大きなしめ縄が存在感たっぷり。
  こちらの奥に見えるのが御本殿です。
  右側から見るとこんな感じ。かなり大きいです。こちらは大国主命が祀られていて(今は御仮殿にいらっしゃるわけですが)、今の御本殿は1744年(江戸期)に造営されたもの。神社建築の中では日本一の大きさで、国宝に指定されています。
  御本殿の前にはこちらの八足門があり、この前から御本殿に向かって参拝することができます。 で、じつは取材として通常、撮影禁止、および入場禁止のこの八足門の中にも入ることができ、撮影も許可されたのですが、ただし、掲載するためには事前のチェックが必要。だから、ゴメンナサイ。内部の様子は、雑誌「美術の窓」のほうで後日ご紹介しますので、ご興味がある方はそちらをご覧くださいませ。本当に、ゴメンナサイ。
  八足門の前には、なぜか円の文様が。じつはこれ、後ほど出てきますが、現在、古代出雲歴史文化博物館で展示されている宇豆柱が発掘された場所なんです。かなりの大きさで、大人が足をいっぱいにひろげても足りないくらい。
  さて、御本殿内部はお伝えできませんが、一般でもその周囲を回ることができます。御本殿を両側にはさむようにあるのが東と西の十九社。出雲は10月を神在月といって、全国の神様が会議をするために出雲にお越しになります。出雲以外は、神無月ですからね。その神様たちが泊まるためのお宿がこちら。今は扉が閉められていますが、実際に神在月には扉が開けられるそうです。
  十九社を右手にさらにおくへ進んでいくと、ちょうど御本殿の背後にあるのが素鵞社です。八岐大蛇を退治した神で、イザナギが黄泉の国から戻るときに生まれた息子スサノオを祀っています。『日本書紀』ではその息子が大国主命となり、『古事記』ではその六代の孫が大国主命とされています。そして、スサノオの娘スセリビメは大国主命の正妻です。ふぅ。御本殿に比べるとこじんまりとした感じですが、周囲をうっそうとした樹木が覆っていて、なんだか厳かなイメージ。
  御本殿の周囲をぐるっと回って戻ってきたところにあるのが(本殿に向かって鳥居をくぐりすぐ左手)神馬・神牛像。    
  撫でるといいことがあると言われているので、みんながよく撫でる額から鼻にかけてのブロンズがこんなに光ってます。
      順序が逆になってしまいましたが、こちら出雲大社参道入口に立つ木製の鳥居です。皆さんは、ここから入ってぜひ松の参道を通って参拝して下さいね。
  こんな風に御本殿まで松の並木が続いています。真ん中は神様の通り道なので、左右のどちらかを歩いていきます。この参道が不思議なのは、この入口から御本殿に向かって下りっているんですね。一般的な神社は上っていくことが多いので、ちょっと独特です。 さて、ちょっと戻る形になってしまいましたが、続いて向かったのは稲佐の浜。
  天照大神が孫ののニニギノミコトを遣わして大国主命に国を譲るように迫った舞台となったところ。伊佐の浜にぽつんと見えるのが弁天島。アテンドさんに聞いたところ、子供の頃は、この岩の周囲は子供がおぼれるくらいの深さのある海だったそう。そのアテンドさんはおそらく20代なので、そんなに前の話ではないはず。ずいぶん変わったと仰ってました。
  また『出雲風土記』ではここから南へ延びていく浜が国引きの綱になったと書かれています。確かに高台に上がってみると、波が白く続いていて縄のように見えますね。
  さて、続いて行ったのが旧JR大社駅です。こちらは大正13年に建造され、1990年にJR大社線が廃止されるまで、出雲大社に汽車で参拝するための玄関口でした。
  神社様式が組み込まれた珍しい建造物で、大正ロマンの香も感じさる国指定重要文化財です。今は鉄道ファンや建築ファンに人気が高いスポットになっているようです。
  SLも線路に置かれています。中にも入れますよ。
  そして、お昼は大社からほど近い島根ワイナリー。昨日に引き続き、やっぱりお肉が美味しいです。こちらのワイナリー、ワインの試飲も可能です。でも残念、時間切れで試飲はまた今度。
  続いて向かったのが日御崎神社。鮮やかな朱色に塗られた権現造り。徳川三代将軍家光の命によって建立されました。こちらも国指定文化財。天照大神を祀る日沈宮と、スサノオを祀る神の宮の二つの本殿があります。
  こちらが天照大神を祀った日沈宮。
  そして、こちらがスサノオの神の宮。出雲大社からは海岸線に沿っていくのですが、途中で上から日御崎神社を俯瞰して見ることのできるスポットもあります。
  さらにドライブを続けていくと、出雲日御崎灯台に到着。
  石積みの灯台としては日本一の高さ。上にのぼると、日本海が一望できます。
  灯台の周囲はかなり断崖絶壁です。皆様も足下にはお気を付けて。
  そして最後に伺ったのが古代出雲歴史博物館です。冒頭の出雲大社御本殿の前から出土した宇豆柱。ガラスケース越しだったので、私の撮影能力では反射してしまって……。本誌のほうでは、きちんと画像もらいますので。
  もしかしたら、いにしえの出雲大社はこんなふうに巨大だったかもしれないという模型も展示されています。
  加茂岩倉遺跡出土の銅鐸(国宝)や荒神谷遺跡出土の青銅器(国宝)などがずらっと並んでいるのは、圧巻です。 さてさて、超急ぎ足で神々の国島根を回った2日間。地元の観光課の皆様の多大なお力添えによって、本当に効率よく、貴重な体験をさせていただきました。この様子は、後日、雑誌のほうでしっかりご紹介しますが、取り急ぎ、今日はここまで。皆様も機会があったら神々の国しまね、ぜひ尋ねてみてくださいね。スピリチュアルなパワー充電にオススメです!

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