草原の王朝 契丹展の会場風景をアップしました 雄大な自然が育んだ伸びやかな造形

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彩色木棺[/caption] まるで真夏のような強い日差しの午後、上野の東京藝術大学大学美術館で開催される「日中国交正常化40周年記念 特別展 草原の王朝 契丹—美しき3人のプリンセス」展の内覧会に行ってきました。 さて、この蔵のようなもの、一体なんだかわかりますか? [caption id="attachment_1122" align="alignnone" width="360"]
入口からみたところ[/caption] じつはこれ、木製の棺です。周囲には金箔で鳳凰や牡丹などの模様があしらわれた豪華なもの。こちらからが棺の正面で、中心には扉があって、扉の両脇には契丹人の護衛が置かれています。   [caption id="attachment_1123" align="alignnone" width="480"]
死者が埋葬されるときにまとったもの[/caption] こちらは死者が埋葬されるときに身につけたもの。粗い網目状の衣と黄金の仮面です。   [caption id="attachment_1125" align="alignnone" width="360"]
鏡箱、鏡[/caption] 貴石がはめこまれ、精巧な金細工が施されたこちらは契丹プリンセスのものと考えられる鏡箱と鏡。2003年に発見されたとトルキ山古墳から出土されたものです。埋蔵品の豪華さ、質の高さから埋葬されているのは、かなり身分の高い人物だったと考えられています。   [caption id="attachment_1126" align="alignnone" width="480"]
鳳凰紋盤、唐草紋盤[/caption] 今回の展示を見ていると、金銀細工の技術の高さに驚きます。細かな線で文様が施されていたり、貴石をふんだんに使用していたり。   [caption id="attachment_1127" align="alignnone" width="480"]
馬具にも装飾が施されている[/caption] 契丹は唐王朝が滅亡した後、いまから約1000年前に北アジアの草原地帯に登場しました。騎馬民族らしい馬具も展示されています。   [caption id="attachment_1129" align="alignnone" width="480"]
皮嚢壺のかたちを模した壺[/caption] こちらもいかにも騎馬民族らしい造形の壺です。これは、皮嚢壺と言われる焼き物ですが、この形は革で作ったいわゆる水筒をモチーフにしたもの。契丹の人々は馬上で生活することが多く、水などはこの皮嚢に入れてつねに携帯していました。   [caption id="attachment_1128" align="alignnone" width="480"]
ペルシャを思わせるような文様[/caption] 西方との交流を思い起こさせるような文様がちりばめられています。こちらは布ですが、陶器や金工作品の文様などにも、その影響を見ることができます。   [caption id="attachment_1130" align="alignnone" width="480"]
ガラス製の品々も[/caption] 西方からの影響は、こうしたガラスの壺などを見ても顕著ですね。   [caption id="attachment_1131" align="alignnone" width="480"]
ミュージアムショップには、お香や契丹文化を知るための本もあります[/caption] [caption id="attachment_1132" align="alignnone" width="480"]
ほかにも日常的に使用できる財布や小物いれなども充実[/caption] ミュージアムショップではちょっと珍しくお香なども置いてありました。また、ちょっとしたアクセサリーを入れてもよさそうな小物入れなどもあって、楽しめます。 世界初公開の品々も含めた契丹の魅力を存分に味わえる展覧会です。 [caption id="attachment_1133" align="alignnone" width="480"]
会場、入口の様子[/caption] 日中国交正常化40周年記念 特別展 「草原の王朝 契丹 ― 美しき3人のプリンセス ―」
• 会期:2012年7月12日(木)~9月17日(月・祝)
• 会場:東京藝術大学大学美術館(東京・上野公園)
• 主催:東京藝術大学、TBS、毎日新聞社、内蒙古博物院
• 後援:外務省、文化庁、中国大使館
• 出品協力:内蒙古自治区文化庁、内蒙古自治区文物局、内蒙古文物考古研究所
• 企画協力:大広
• 協力:日本航空

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