雪舟の国宝「山水長巻」、すべてが公開されています!!

今日から、六本木にあるサントリー美術館で、雪舟の国宝「山水長巻」が展示されています。それもなんと、全長約16メートルに及ぶ、すべてが一挙に公開されています。以前、公開されたのは、東京国立博物館で「雪舟展」が開催された2002年のことなので、東京圏ではじつに10年ぶりの特別公開となります。 雪舟の「山水長巻」が公開されているのは、「毛利家の至宝 大名文化の精粋」展。今回の展覧会は山口県防府市にある毛利博物館の特別協力のもと、毛利家ゆかりの宝物から貴重な品々を選りすぐって展示してあります。 毛利と言えば、真っ先に思い浮かぶのは戦国武将・毛利元就でしょうか。 [caption id="attachment_1027" align="alignnone" width="200" caption="重要文化財 毛利元就画像 一幅 桃山時代 毛利博物館蔵 
※サントリー美術館ホームページより転載"]
[/caption]   毛利元就は息子達に三本の矢を使って教訓を残したことで知られていますが、それを書いた書状も展示してあります。
毛利家には平安時代から伝わる典籍なども所蔵されています。こちらは平安時代に書かれた高野切。かな文字の優美さにうっとり。 [caption id="attachment_1029" align="alignnone" width="560" caption="国宝 古今和歌集 巻八(高野切)[部分] 一巻 平安時代 毛利博物館蔵 
※サントリー美術館ホームページより転載"]
[/caption] 大名の豪華な生活が垣間見える婚礼道具もあります。こちらは雛飾り。ふっくらとしたお顔は平安のゆたかな文化を感じさせます。
絢爛豪華な能装束も。金糸・銀糸を使った厚みのある日本刺繍に彩られた衣装は重厚です。
初夏にかけて涼やかなイメージを感じさせてくれる円山応挙の鯉の絵もあります。
今回の展覧会、やはり圧巻は雪舟の「山水長巻」。東京国立博物館での雪舟展は、炎天下のなか長時間待って、ようやく会場に入ったと思ったら、人、人、人! うーん、ほとんど見れなかった、という印象しか残っておらず……。今回は、プレス内覧会だったので、人も少なく、じっくりと見ることができました(引き続き行われた一般内覧会になると、かなり人が増えていましたが)。サントリー美術館のガラスも良いのでしょうか、墨の諧調、淡い水の色や、鮮やかな朱の色など、色の美しさにはっとしました。 [caption id="attachment_1032" align="alignnone" width="560" caption="国宝 四季山水図(山水長巻)[部分] 雪舟等楊筆 一巻 文明18年(1486) 毛利博物館蔵 ※サントリー美術館ホームページより転載"]
[/caption] ぜひ、混まないうちのお早めに行かれることをオススメします。ちなみにサントリー美術館のホームページには入館料が100円引きになる割引クーポンがあります。
サントリー美術館・東京ミッドタウン5周年記念 毛利家の至宝 大名文化の精粋 国宝 雪舟筆「山水長巻」特別公開
• 会期:2012年4月14日(土)~5月27日(日)
• 会場:サントリー美術館
• 主催:サントリー美術館、朝日新聞社
• 協賛:三井不動産、三井住友海上火災保険、サントリーホールディングス
• 特別協力:財団法人 防府毛利報公会(毛利博物館)

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