國華社による特別鑑賞会、山種美術館の名品を堪能

[caption id="attachment_616" align="aligncenter" width="565" caption="山種美術館の地下展示室"]
[/caption] 昨日は、國華社(岡倉天心が創刊した世界でもっとも古い美術雑誌「國華」の発行元)による特別鑑賞会に参加。年に数回、会員を対象にして定期的に行われているもので、基本的に作品をケースなしに鑑賞することのできる貴重な機会となっている。今回は残念ながら、先日起こった大震災の影響もあってケースに入った形での鑑賞となった。 [caption id="attachment_618" align="aligncenter" width="565" caption="鑑賞会で披露された作品のリスト"]
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山種美術館といえば速水御舟の「炎舞」がまず一番に上がるだろう。絵具が重ねられた背景の闇は、なんとも表現しようのない深い色彩となっている。その闇のなかで炎が浮かび上がり煌めく。幻想的、蠱惑的、死と生の気配、濃密な世界がそこにはある。  
  山種美術館入り口に位置したCafe Tsubakiでは今回の鑑賞会に出品された作品にちなんだ和菓子がふるまわれた。奥村土牛「醍醐」にちなんだ「桜守」「いにしえ」、速水御舟「椿ノ花」にちなんだ「紅椿」、福田平八郎「牡丹」にちなんだ「楊貴妃」。  
  抹茶とともに和菓子を頂く。ほんのりと上品な甘さ。この和菓子は昭和十年創業の「青山・菊家」によるオリジナル。作家・向田邦子さんが生前、ご贔屓にされていたことでも知られているお店。   なお、山種美術館では4月27日(水)~6月5日(日)まで百花繚乱展を開催。奥村土牛「醍醐」、速水御舟「椿ノ花」、福田平八郎「牡丹」などが会場を華やかに彩る。  

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