ヤン・ファーブル×舟越桂展に行ってきました

[caption id="attachment_298" align="aligncenter" width="600" caption="中央右がヤン・ファーブルさん、左が舟越桂さん。"]
[/caption] ↑右の彫刻が舟越桂作品、左がヤン・ファーブル作品。中央右がヤン・ファーブル氏、左が舟越桂氏 本日から、金沢21世紀美術館で「Alternative Humanities ~ 新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル × 舟越 桂」展が始まりました。昨日は、その内覧会およびレセプションが開かれ、両氏に加え作品の監修者の高階秀爾氏や作品の貸出に協力した方々が集まり、盛大なオープニングレセプションが開催されました。  
さて、今回の展覧会の面白さは、何といっても二人の作品をまとめてみることができるということ、そして彼らが影響を受けたと思われるほかの作家の作品も一緒に並べられていること。たとえば、舟越さんの場合、狩野芳崖の悲母観音の下絵や河鍋暁斎の作品、また父である彫刻家舟越保武氏の作品などが一緒に並べられています。こういう機会はめったにありませんからね。
ファーブルに関しても、同じように影響を受けた古典名画がともに展示されています。こうしてみると、ファーブルの中にある生と死の問題がより明確化されてくるように思います。 でも私にとってもっとも感動的だったのが、この部屋。舟越さんにとって一つのターニングポイントになったと思われる「水に映る月蝕」からスフィンクスのシリーズ、そして最新のソファに座った男まで、一斉にこちらに向かって置かれている様は圧巻です。背後の壁にはドローイング群が置かれています。なぜか厳かな教会に足を踏み入れたような感覚に陥ります。この部屋を見ることができただけでも良かったという気持ちになりますよ。
それ以外にびっくりしたのが、普段、取材でアトリエにお邪魔した時にしか見られないような男性の頭部像や首から下だけの女性像なども出ています。知る限り、こういう作品が公開されたことはほとんどないはず。(舟越さんもおそらくそうだと思うとおっしゃられていました)。 本当にオススメの展覧会です。ちょっと遠いですが、8月までやっていますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。ちなみに、この展覧会の図録も発売されますが、展示作品には掲載されていないものもありますので、やはり実際に見ていただきたいですね。 「Alternative Humanities ~ 新たなる精神のかたち:ヤン・ファーブル × 舟越 桂」は金沢21世紀美術館で8月31日まで開催中です!! ■記念講演会「近現代の観音イメージ」 日時:6月27日(日)14:00~ 講師:古田亮 会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール 料金:無料(ただし、本展観覧券が必要です。) 定員:80名( 当日午前10時よりレクチャーホール前にて整理券を配布します。) ■ギャラリー・トーク「狩野芳崖と悲母観音」 日時:8月3日(火)14:00~ 講師:古田亮 会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール 料金:無料(ただし、当日の本展観覧券が必要です。) 定員:50名( 当日午前10時よりレクチャーホール前にて整理券を配布します。)

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